お絵描きノート 1 「常識との戦い」

今日から、自分のお絵描きについて工夫した点と反省点を書いていきたいと思います。

うちの会社にはデザイン部門みたいなのがあるんですが、そこの人が自分のデザインについて上司に指摘されたことなどをノートにメモしててすごいなと思ったので僕は趣味の絵でやってみようと思いました。

しばらくの間は過去の回想になりますがよろしくお願いします。

今回の作品

www.pixiv.net

www.pixiv.net

 

今回はこの2作品を扱っていきます。なんで千歌ちゃんの方はサムネが出ないんだろう。

本当に初期の初期の作品です。ツッコミどころが多くてちょっと恥ずかしいですが、扱わないも扱わないで「あっ、この人の中でこれは扱いたくないんだな」みたいなふうになるので扱うことにします。それをここに書いたら意味ないと思いますがね。

まあツッコミどころが多いということは成長してる証ってことで。

工夫点

とにかく描きはじめたことだと思っています。

ちなみにこの絵から数回は、シャーペンで描いたものをスキャンして色塗りをしています。これは、ペンタブや液タブといったペンで入力するデバイスを持っていなかったからです。ペンタブは買っていたんですが人生ではじめて初期不良品を掴まされました。

 

ところで、お絵描きの始め方を検索するとよく次のようなものが出てきます。

  • トレース
  • 模写
  • きれいな丸を書く練習をする

これらは全て僕には合いませんでしたね。もちろん会う人もいるのでしょうが。

まあ理由はいくつかあると思いますが真っ先に挙げられるのは自分のやりたいことと全然違うことでしょうか。

トレースも模写も自分が書きたいものではありませんし、きれいな丸を書く練習とか過激派嵐千砂都かな?そもそも、レジェンズアルセウスポケモンのレベル上げという単純作業が出来なくて、同人誌に描かれがちな方のラスボスを倒さずに放置してるような人間なので、丸を書く練習なんぞ出来るわけなかった。大体丸なんて円ツールで描けるし、丸じゃない曲線にしても手ブレ補正があるので、きれいに描ける必要ないと思います。このときペンタブ持ってなかったけど。

今の段階で思うのは、本当に必要なのは綺麗じゃない円を見たときに綺麗じゃないと判断して描き直せる能力だと思いますね。うまく行ってないものを見てどこがうまく行ってないのか判断する能力って、一筋縄ではつかないなと最近思います。

一方模写とかいうやつはよく「観察力を高める」みたいなことが書いてありますが、模写で観察力高まるやつ最初から絵うまいだろと思います。これは下の反省点で触れます。

反省点

まずはじめに、線がじゃぎじゃぎなのがあるのですが、これはペンタブがないせいなので触れません。今後しばらくの間も、ペンタブに変われば解決するということは触れてるとキリがないので触れません。

バランスの問題

目と目の間は目1個ぶんは少なくとも開けましょう。あと左方向向いてるんだからもっと目は左側に付きます。目と口が額に対して全体的に小さいです。

まつげの線が細い

こういう絵柄の場合、まつげの線って結構太いんですよね。特に可可ちゃんの絵の方に顕著ですが細すぎるというか輪郭の線の一本分しかないです。

ところで、模写やトレースを勧めてくる人はこういうのを会得しろって言いたいんでしょうが、僕には無理でした……。ずっと昔に絵描けるようになりたいなと思ってトレースを1回したんですけど下手くそすぎてやめました。あのときまつ毛は一本の線で描いてたと思います。だから下手くそに見えたんですね。

そんな僕がまつ毛って太くするんだって気づいたのは友人がまつ毛を描いてる経過を見たからでした。習うより慣れろって言葉がありますがあんなん嘘です。ソースがどこかもわからない言葉を振り回すのやめてください!

髪の毛のシルエットがおかしい

髪の毛のシルエットと言っても複数あるのですが、主に

  • 上に尖りすぎてる
  • 両サイドの髪の毛の伸びる向きが内側になってる
  • 前髪が短い

の3つですね。

まず1つ目の「上に尖りすぎてる」ですが、これは僕が円を描けないこと、および円の歪みに気づいていなかったことに起因します。僕が円を書くとだいたい卵のような形になって上が尖ります。なんでなんでしょうね。これがひとつ。

2つ目の「両サイドの髪の毛の伸びる向きが内側になってる」は可可ちゃんの絵に当てはまります。絵を書く場合髪の毛っていうのはある一点、あるいは線を決めてそこから伸びるように書くことが多く、実際人間の髪の毛もそう見えることが多いです。いわゆる生え際というやつですが、この可可ちゃんの両サイドの髪の毛がその原則を逸脱しどっから生えてるのかわからない状態になっています。

これは多くのサイトに「髪の毛の流れを意識する」と書かれていることですが、これが「生え際から伸びるようにする」という意味だと理解するのに時間がかかりました。「意識する」って語彙を許してはいけません。

3つ目の「前髪が短い」はそのままです。前髪が短かったんですね。

 

なんでこうなったかいろいろ考えたんですが、多分自分の髪型のせいです。

僕は数年前まで美容院に行かず1000円カットで雑に髪を切る種族だったので全く気づかなかったのですが、前髪がしっかり存在する髪型において前髪って長いんですよね。短くても眉毛ぐらいまではあります。僕はそれまで前髪がかなり短く、絵を描いてる途中でこれを学び逆に自分の髪型にフィードバックしました。今までは逆に眉毛まで伸びてきたら切りどきかなぐらいのテンション感でしたね。

あと僕には、美容院の人に髪の毛多くて切りがいがありますねと言われるくらい髪の毛が人より多いという特徴があり、生え際を発掘することが困難です。なので生え際を意識しろと言われても見たことないので無理でした。

前美容院に行ったときシャンプー明けの一時状態として無理やり七三分けになったんですが、七側の高さやばくて自分の髪型ながら笑いそうになってしまいました。あと自分に七三分けは無理だなと思いました。

 

こうなってくると外に目を向けるしかないわけで、色々な髪の毛の描き方解説を見ながら髪の毛を書くのに慣れていきました。

次回予告

このときはデフォルメの絵に逃げていましたが、この次の絵では比較的高めの等身に挑戦します。