筆者マル秘情報:基本的に目は見様見真似で描いているが、現実にある目のどの部分を表現しているのか理解しておらず、瞳孔レイヤーには目の黒い部分という理由で「目黒」という名前をつけていた。瞳孔よりも入力しやすいので未だにその名前を使い続けている。東急目黒線、地下鉄南北線、都営地下鉄三田線はお乗り換えです。
今日の作品
今回扱うのはこの作品です。
最初に描いたのは1枚目で、2021年12月31日〜2022年1月1日にかけて行われた年越しライブのお絵描き投稿企画に応募した絵が2枚目です。ちなみに2枚目の絵は無事12000人の目に写ることになりました。
1枚目はシャーペンですが2枚目はペンタブで線を引き直しています。2枚目は時期がちょっと後の絵で、1枚目と2枚目の間の改善がいくらか盛り込まれています。
工夫点
脚を描いた
前回逃げずに高等身を描いたとか抜かしましたが高等身で難しい脚から逃げていました。今回は逃げませんでした。
なお足からは永遠に逃げ続けています。靴とかうまく描けるようになる気がしません。まあでもマンガで足を描くことなんてほぼないからいいでしょ(逃げるな)。
二人描いた
二人の人間を描くと途端に大小関係が難しくなります。
一人だけのときは小さいと感じたら大きくすればいいですが、二人以上のときは双方のバランスを取りながらうまくやらないといけません。大変ですね。
写真を使った
前回背景が真っ白だったのが反省点でした。でも背景を描く能力もなかったので写真にイラスト風加工を施し使用しました。元データは探したくありません。
目のハイライトを線画の上に載せた
些細なことですがこれで結構印象変わるのでびっくりしました。人間の知覚ってよくわかりませんね。
ちなみに修正後の絵や今後しばらく続くマンガでは忘れています。なんでやねん。
修正後での改善点
大きいリボンがトレードマーク!
桜坂しずく見参!!!!
虹を描いた
虹を書きました。もうちょっと太くても良かった気はしますが。描いた理由は反省点の項に描いてます。
不透明水彩を使った
色んな所が推してる不透明水彩を使ってみました。
ここで、お絵描き解説コンテンツを作って頂いてる方のなかで、クリスタで長らくお絵描きしている方にお願いがございます。おそらく皆さんは「不透明水彩」「濃い/薄い鉛筆」など様々なツールを駆使してお絵描きされていることと思います。しかしながら、せっかく「不透明水彩を使ってるよ!」と教えていただいても、新参者のクリスタにはそんなものは入っていません。つきましては、以下をご案内していただけると幸いです。
反省点
世界は色あせている
あなたは何を言っているんですか? でもこのタイトル使いたくなっちゃったのでこのまま行きます。
ということで世界が色あせている(ただし、色空間において定量的に評価が可能であり客観的な事実)という話です。次の写真はさっき適当にiPhone 8で撮ってきた空の写真です。
あれ、ひつじ雲ですね。これから雨にでもなるんでしょうか。空を撮ろうと思わなければ気づかなかったでしょう。たまには空を見上げて見るのもいいかもしれませんね。さっきから何を言ってるんだお前は。
話を戻します。隙間から青空が見えますが、青というよりどちらかというと灰色に近いですよね。かなり彩度が低く感じます。適当に一番色ついてそうなところをスポイトでとった結果#5a6d88になりました。#5a6d88はこんな色です。実際カラーコードを見ても多少青みがかってるとはいえほぼ灰色じゃね?って感じがします。
比較用にWikipediaから引用したひつじ雲を載せておきます。これでもくすんで見えますがまだマシですね。ほかにもひつじ雲でググるともっと色鮮やかなやつが出てきます。
出典:
このように、適当に写真を取ると空って結構くすんでいます。多分葉っぱとか、あと海とかも同様です。色鮮やかだと思いこんでるものほど、くすんでいるのが目立ちます。そのためそのまま使うと絵も少し寂しい感じになってしまいます。
というわけで写真を使う場合は加工は必須です。一応写真の加工はやってたことがありますが、まあめんどいのでとりあえず色の加工だけしましょう。一方で修正版では色加工ではなく虹を描いてなんとかしています。
不透明水彩の呪縛
なんかお絵描き系のサイトってみんな不透明水彩を推してますけどこれそんないいですか? 僕の使い方が悪いんでしょうか。濃さが安定せずなんかボケボケになるので今は髪に流れを作るときにしか使っていません。
修正後の絵では不透明水彩を使っているのですが今の僕としては修正前の色塗りのほうが好きです。なんかシャーペンの感じと合ってますしね。あ、でも色の鮮やかさだと修正後のほうがいいかな。
次回予告
ついに4コマです。
追記:本当に天気悪くなってて笑う